足が速くなりたい。
この願いを持ったことがない人って少ないんじゃないかなって思うんですよね。
いろんな小学校を回ってかけっこで速くなる授業をするってお仕事をさせていただいた経験があるんですが、速くなった実感があるとみんな本当に楽しそうなんです。
ダッシュというのは非常に理論的で、どうやったら速くなるのかってのはもう結構解明されてるんですよね。
みんなある程度までは速くなれるんです。
あとはそれを知っているか、実践しているか。
このシリーズではアカデミックな内容の解説ではなく
走るときに何意識すれば速くなるねんっていう実践的な
コツや練習方法をお伝えしていきたいと思います。
今回は「脛の角度」についてお話をします。
脛の角度
みなさん意識的に脛の角度って考えたことありますか?
これ僕はコーチを始めてから気づいたんです。
・・・現役の頃に気づきたかったな。
とんでもなく速い人と一緒に走ると、2歩目で全然違うところにいるんです。
走るという行為は
人間の体をいかに速く目的地に到達させるか
という目的があります。
その際に自身が生み出す力と、自身の体重を上手に利用する必要があります。
よく言われる重心の移動ってやつです。
これを上手に行うためのコツの一つが、脛の角度を意識することです。
みなさんちょっと試してみましょう。
「かけっこの『位置について』の姿勢」をやってみてください。
前足の脛の角度どうですかね?
地面に対して90度に近くになっていませんか?
そのまま一歩踏み出してみましょう。
次もそんなに角度変わらないですよね。
ではコツを使ってやってみましょう。
コツ
①重心を少し前方へ傾けて脛の角度を倒していく
足首が硬いかたは結構痛いと思います。
②前足の位置をずらさずに踏み出してみる
どうでしょう?
グイッと力を入れる感覚が得られると思います。
スポーツではいろんなシチュエーションでダッシュを行いますが、ここを知っているか実践できているかで、スピードが全然変わってきます。
この2ステップを意識して、ぜひダッシュをしてみてください。
こういうコツを体にいっぱい染み込ませていくと、みんな速くなれるんです。
速く走るためのコツはいっぱい存在します。
頭だけでなく体で実践して感覚をつかんでいきましょう!
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