MENU

「座る」が悪影響を及ぼすという事実

この記事は立って読んでいますか?座って読んでいますか?

おそらくほとんどの人は座って読んでいるのではないでしょうか。

実は「座る」という通常の行為が、体に良くないという事はご存知でしょうか。

短時間の休憩とかならもちろん、ストレスの解消や休息になるので問題ないのですが

現在、私たちの生活では立って動く事よりも座っている時間の方が長くなりました。

しかし、私たちの身体は長時間座ったままでいられるように作られていないのです。

むしろ正反対なのです!

目次

座ることが体に悪い原因

座っている方でよくみられる体勢は「猫背」で「首が落ちている」状態です。

この状態でいると、時間が経つにつれて、脊椎にある椎間板が摩擦を引き起こし、一部の靭帯と関節に負荷がかかります。

これにより、正しい姿勢を取ろうと一部の筋肉が緊張状態になります。

さらに、猫背で座っている間は肺が小さくなります。肺が拡張するスペースが小さくなるという事です。これにより、酸素を最大限に取り入れることができなくなり、血中に取り込まれる酸素の量も少なくなるという事が説明できます。

ちなみに座っていると足がむくんだり、しびれたりしませんか?

この原因は手足の血流低下にあります。

人体の構造から考える座ることの危険性について

人体の軟組織は骨格の周りにある筋肉と神経、そして動脈と静脈で形成されています。

座るという行為はこれらの繊細な組織を押しつぶし圧力を与え、圧迫しているのです。

最も圧迫される部位では神経、動脈や静脈がつまり、神経信号の妨げとなり、それが「しびれ」となって現れ、手足の血流が低下することで「むくんでしまう」のです。

このように座っていると鬱血状態になります。では、この状態が脳にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

座っていることで血液の循環が悪くなり

肺から血中に取り込まれる酸素の量が少なくなります。

脳が機敏に活動するためには酸素は欠かせません。脳活動が低下することで注意力も散漫になります。

皮肉なことに、頭を使うために座っているのに、座ってしまうと脳を使う事の妨げになってしまうのです。

これは長期間に影響を及ぼすことが明らかになっています。

最近の研究によると、長時間座っていることは一部の癌や心臓病と関連しており、糖尿病や肝臓、腎臓の疾患を引き起こす可能性もあります。

実際、研究者は世界中で起こった早死にのうち年間9%が運動不足のものとしています。全世界の9%なので、500万人以上です。

無害に思える習慣がこんなにも健康に害を与えているんです。

では今からできるちょっとした解決策をお教えいたします。

どうしても座っていなければならない状況なのであれば

猫背にならず背筋を伸ばしましょう!肺が小さくなるのを防ぐためです!

また、30分に1回は立ち上がるようにアラームを設定しておきましょう!

人間の身体は静止するためではなく、運動するためにあることを忘れないでくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次